今回、紹介するのはプロボディビルダーのフレックスウィラーです。
フレックスウィラーは1990年代に活躍したボディビルダーでロニーコールマン、ドリアンイエーツなどのライバルでもあった選手です。
そして、アーノルドシュワルツネッガーが「これまでに見た中で最も優れたボディビルダーの1人」と称賛した選手でもあります。
今回はそんなフレックスウィラーの魅力に迫ります。
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このページの目次
フレックスウィラーのプロフィール
名前:フレックスウィラー(Flex Wheeler)
職業:ボディビルダー
生年月日:1965年8月23日
生まれ:アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノ
身長:170cm
体重:102kg-106kg
胸囲:142cm
腕回り:60cm
フレックスウィラーの生い立ち
幼少期
フレックスウィラーは1965年にカリフォルニア州フレズノで生まれました。
フレックスは子供の頃に失読症という文字を理解できなかったり、読むことが出来ない病気のために学校生活ではとても苦労しましたが、スポーツは得意でした。
フレックスは10代の時に武道を始めて、その補強運動として、ウェイトトレーニング始めました。
ボディビル挑戦
フレックスは警察官として働き始めましたが、ボディビルに挑戦したいという気持ちが勝り、ボディビル大会のために準備を始めます。
フレックスは1989年に「NPC California Championships」で優勝し、1993年には世界で最も権威のあるボディビル大会である「Mr Olympia」では初出場で準優勝を果たしました。
交通事故、カージャック
フレックスは1994年に交通事故に巻き込まれ、体の一部が麻痺するという大怪我を負い、この年の「Mr Olympia」は欠場。
1997年にはカージャックに巻き込まれ、この年の「Mr Olympia」に出場する機会が奪われ、フレックスはうつ病になりました。
しかし、フレックスは諦めずにトレーニングを続け、数多くの大会で好成績をおさめてきました。
腎臓病
しかし、フレックスは1999年に腎臓病にかかっていたことがわかりました。
多くの人々がステロイド使用によって腎臓病を引き起こしたという噂が広がりましたが、フレックスは腎臓病は遺伝的であって、ステロイドによるものではないと主張しました。
しかし、フレックスは2003年の「Ironman Pro Invitational」を最後にボディビルダーを引退し、同年には腎臓移植手術をしています。
2017年に復帰!
ボディビル引退後は武道に挑戦していたフレックスですが、2017年の「Mr. Olympia Classic Physique」で復帰し、15位という成績を残しています。
フレックスウィラーのトレーニングメニュー
月曜日:胸
種目 | セット数 | 回数 |
インクラインベンチプレス | 4セット | 8-12回 |
インクラインダンベルプレス | 4セット | 8-12回 |
フラットベンチプレス | 4セット | 8-12回 |
ペックフライ | 4セット | 12-15回 |
ケーブルクロスオーバー | 4セット | 12-15回 |
火曜日:肩
種目 | セット数 | 回数 |
スミスマシンショルダープレス | 4セット | 8-12回 |
バーベルフロントレイズ | 4セット | 12-15回 |
シーテッドラテラルレイズ | 4セット | 12-15回 |
アップライトロー | 4セット | 12-15回 |
ベントオーバーリアレイズ | 4セット | 12-15回 |
マシンリアレイズ | 4セット | 8-12回 |
水曜日:脚、カーフ
種目 | セット数 | 回数 |
レッグエクステンション | 4セット | 12-15回 |
レッグプレス | 4セット | 8-12回 |
ハックスクワット | 4セット | 8-12回 |
ウォーキングランジ | 4セット | 12-15回 |
レッグカール | 4セット | 12-15回 |
シーテッドカーフレイズ | 4セット | 12-15回 |
スタンディングカーフレイズ | 4セット | 12-15回 |
木曜日:背中
種目 | セット数 | 回数 |
チンニング | 4セット | 12-15回 |
Tバーロー | 4セット | 8-12回 |
Vバーラットプルダウン | 4セット | 12-15回 |
シーテッドロー | 4セット | 8-12回 |
ダンベルロー | 4セット | 8-12回 |
バックエクステンション | 4セット | 12-15回 |
金曜日:腕
種目 | セット数 | 回数 |
プッシュダウン | 4セット | 12-15回 |
マシンカール | 4セット | 12-15回 |
ディップスマシン | 4セット | 12-15回 |
コンセントレーションカール | 4セット | 12-15回 |
ケーブルフレンチプレス | 4セット | 12-15回 |
土曜、日曜日:オフ
フレックスウィラーの食事内容
1食目 | 卵白12個 |
---|---|
2食目 | プロテインシェイク |
3食目 | 鶏むね肉340g サラダ |
4食目 | 鶏むね肉340gもしくはツナ缶2つ |
5食目 | 鶏むね肉340g サラダ |
フレックスウィラーの過去のコンテスト結果
1位 | 1993 Ironman Pro Invitational |
---|---|
1位 | 1993 Arnold Schwarzenegger Classic |
2位 | 1993 Mr. Olympia |
1位 | 1993 Grand Prix France |
1位 | 1993 Grand Prix Germany |
1位 | 1995 Ironman Pro Invitational |
2位 | 1995 Arnold Schwarzenegger Classic |
1位 | 1995 South Beach Pro |
8位 | 1995 Mr. Olympia |
5位 | 1995 Grand Prix Spain |
1位 | 1996 Ironman Pro Invitational |
2位 | 1996 Arnold Schwarzenegger Classic |
1位 | 1996 Night of Champions |
2位 | 1996 Canada Pro Classic |
1位 | 1996 Florida Cup Pro |
4位 | 1996 Mr. Olympia |
1位 | 1997 Ironman Pro |
1位 | 1997 Arnold Schwarzenegger Classic |
1位 | 1997 San Jose Pro Invitational |
1位 | 1998 Ironman Pro Invitational |
1位 | 1998 Arnold Schwarzenegger Classic |
2位 | 1998 Mr. Olympia |
2位 | 1999 Grand Prix England |
2位 | 1999 Pro World |
2位 | 1999 Mr. Olympia |
3位 | 2000 Mr. Olympia |
1位 | 2000 Hungarian Grand Prix |
1位 | 2000 Arnold Schwarzenegger Classic |
2位 | 2000 Ironman Pro Invitational |
7位 | 2002 Mr. Olympia |
3位 | 2003 Ironman Pro Invitational |
15位 | 2017 Mr. Olympia Classic Physique |
フレックスウィラーの各種SNSなど
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