今回の記事ではプロボディビルダーのカイグリーンについて紹介します。
ボディビルダー以外にも起業家や俳優としても成功してる彼はどんな過去を送り、どんなトレーニングをしてきたのかまとめましたので最後までご覧になってください。
このページの目次
カイグリーンのプロフィール
出典:https://www.greatestphysiques.com/kai-greene/
名前:カイグリーン(Kai Greene)
職業:ボディビルダー、起業家、アーティスト、
異名:ザ・プレデター、MR.Getting It Done
生年月日:1975年7月12日
体重: オンシーズン113kg〜129kg オフシーズン130kg〜141kg
身長: 172cm
カイグリーンの生い立ち
幼少期
プレデターとして多くの人々に知られているカイグリーンは1975年7月12日にニューヨクのブルックリン生まれました。カイは複雑な家庭環境により、6歳の頃から里親に育てられました。
カイは学生生活の中で自分の居場所を見つけるのに苦労し、その結果カイは学校で孤独になり、学校と里親に見捨てられる寸前でした。
しかし、13歳の頃からウェイトトレーニングを始めたカイはボディビルの魅力にみるみるハマっていき、トレーニングをするときだけは学校でのトラブルや複雑な家庭環境の悩みを忘れることができました。
ボディビル入門
17歳の時の写真 出典:https://www.greatestphysiques.com/kai-greene/
カイは遺伝子的に恵まれており、カイの体格ははるかに早いスピードで背長していきました。そして、その大きな体を見た学校の先生がカイにボディビルの大会に出るように勧めます。これがカイにとって、人生にとってのターニングポイントだったようです。
10代でのチャンピオン
1994 NGA American Nationals優勝時の写真 出典:https://www.greatestphysiques.com/kai-greene/
5年間でカイは多くのボディビルの大会に出場していきました。カイは他の10代より筋肉が発達していたので、出場した大会はどれも優勝していました。そして19歳のときに出場した1994 NGA American Nationalsという大会でプロカードを取得しました。
その後、カイはNPCという世界最大級のボディビル団体に目を向け始めました。22歳のときに出場したNPC Team Universe Championshipでは高い得点を上げ優勝しました。
そしては彼は優勝するだけでなく、IFBBプロボディビルダーになるという野望を24歳にして叶えました。
最高の体のための休養
IFBBプロになってから5年間、大会に出場せずに体づくりに専念し、2005年のNewYorkProで復帰を果たしましたが、結果は14位。
彼がプロになってから優勝できたのは2007年のShawn Ray Colorado Proという大会でした。
Mr. Olympiaでの戦績
カイは2009年に世界で最もレベルが高い大会、Mr. Olympiaに初出場しましたが、結果は4位。以降2014年まで毎年出場していますが、最高順位は2位で優勝はありません。
アーティストとしての一面
出典:https://www.greatestphysiques.com/kai-greene/
カイにとって、ボディビルは自分自身のためでした。複雑な家庭環境などのトラブルから救ってくれたものです。しかし、彼は2011年から自分自身を表現する別の方法を見つけました。それが芸術です。同年にはカイにとって、初めてのアートショーを開催しました。
出典:https://www.greatestphysiques.com/kai-greene/
カイは単にキャンパスに絵を描くだけではなく、観客を楽しませるために奇抜な衣装やマスクなどを用いてポージングを取りました。その結果、多くの大会でゲストポーザーとして呼ばれるようになりました。
起業家としての一面
2015年にはDynamik Muscleという自身のサプリメント会社を立ち上げました。彼の会社はプロテインやプレワークアウトサプリまで幅広い製品をマーケティングすることによって、人気のブランドとなりました。
カイグリーンは現在、引退したのか?
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We were flexing at each other, of course I’m bigger. #MirrorMirrorOnTheWall
カイグリーンは2015年以降のミスターオリンピアなどの大会には出場していません。
最近は俳優、アーティスト活動などに注力していますが、トレーニング自体は続けおり、インスタなどを見てみるとバルクは落ちているようには見えませんし、引退発言もしていません。
なので、2019年以降はもしかしたら、ステージ上でカイグリーンのパフォーマンスが見れる日がやってくるかもしれないです。
カイグリーンのコンテスト成績
大会 | 順位 |
2016 Arnold Classic | 1位 |
2015 Mr. Olympia | 不出場 |
2014 Mr. Olympia | 2位 |
2013 Mr. Olympia | 2位 |
2013 Arnold Classic Europe | 2位 |
2013 EVLS Prague Pro | 1位 |
2012 Sheru Classic | 2位 |
2012 Mr. Olympia | 2位 |
2011 Sheru Classic | 3位 |
2011 Mr. Olympia | 3位 |
2011 New York Pro | 1位 |
2010 Mr. Olympia | 7位 |
2010 Australian Grand Prix Pro | 1位 |
2010 Arnold Classic | 1位 |
2009 Mr. Olympia | 4位 |
2009 Arnold Classic | 1位 |
2009 Australian Grand Prix Pro | 1位 |
2008 Arnold Classic | 3位 |
2008 New York Pro | 1位 |
2007 Shawn Ray Colorado Pro | 1位 |
2007 Keystone Pro | 3位 |
2007 New York Pro | 6位 |
2006 Shawn Ray Colorado Pro | 14位 |
2006 Ironman Pro Invitational | 20位 |
2005 New York Pro | 14位 |
1999 NPC Team Universe Championships | 1位 |
1999 NPC World Amateur Championships | 6位 |
1998 NPC Team Universe Championships | 3位 |
1997 NPC Team Universe Championships | 2位 |
1996 WNBF Pro Natural Worlds | 1位 |
1994 NGA American Nationals | 1位 |
カイグリーンのオフシーズンの食事メニュー
カイグリーンは体重1lbsあたり1.5gのタンパク質と体重1lbsあたり0.5gの良質な油を摂取するように心掛けています。(オフのカイグリーンの体重は約300lbsなので1日あたり450gのタンパク質と150gの脂質。)炭水化物についてはでんぷん質が多く含まれた食べ物より低GI値の炭水化物を摂取しています。
トレーニング前には最低でも30分前にはプロテインシェイクを飲むようにしています。
- 1食目: パン2枚、4個の卵の白身、ねぎ2個、4分の1のシュレッドチーズ
- 2食目: 2杯のバニラ味プロテインパウダー、28gのアーモンド、1カップのアーモンドミルクまたはココナッツミルク、1カップのブルーベリー、1カップのお水
- 3食目: 170gの牛肉ステーキ、キュウリ半分、小さじ一杯のオーリブオイル、1個のトマト
- 4食目: 鶏肉の胸肉、くるみ、レーズン、1/2カップキヌア
- 5食目: マグロのステーキ140g、タラ200g、2個のヤムイモ、バター、大さじ2杯のパルメザンチーズ、4本のアスパラガス
カイグリーンのオンシーズンの食事メニュー
- 1食目: 450gのステーキ、12個の卵の白身、白飯
- 2食目: 白飯、2枚の鶏肉の胸肉、七面鳥のハンバーガー
- 3食目: 450gのサーモン、たくさんのサラダ、6個の卵の白身
- 4食目: 450gのステーキ、2個のサツマイモ
- 5食目: 2カップのオートミール、レーズン、450gのサーモン、1カップのコーン
- 6食目: プロテインシェイク、アボカドもしくはカシューナッツ
- 7食目: 2カップの野菜、450gのステーキ
カイグリーンのトレーニングメニュー
カイグリーンはトレーニングを始める前に15-20分ほど腹筋のトレーニングとストレッチをしています。腹筋はすべてのエクササイズにおいて、連動する部分であるため、トレーニングの初めに腹筋を温めることが重要だと主張しています。
そしては彼は高重量で低回数より、低重量で高回数のトレーニングすることが筋肉を発達させるには重要だと主張しています。
トレーニング前の腹筋メニュー
種目 | セット数 | 回数 |
クランチ | 3-4セット | 20-30回 |
サイドクランチ | 3-4セット | 20-30回 |
フラットダンベルフライ | 3-4セット | 20-30回 |
1日目のメニュー:胸、カーフの日
種目 | セット数 | 回数 |
デクラインベンチプレス | 3セット | 20,15,12回 |
フラットベンチプレス | 3セット | 20,15,12回 |
フラットダンベルフライ | 3セット | 20,15,12回 |
プルオーバー | 3セット | 20,15,12回 |
シーテッドカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
スタンディングカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
ドンキーカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
2日目のメニュー:肩、前腕の日
種目 | セット数 | 回数 |
アーノルドプレス | 4セット | 10-12回 |
ミリタリープレス | 4セット | 10-12回 |
ラテラルレイズ | 4セット | 10-12回 |
フロントレイズ | 4セット | 10-12回 |
ハンマーカール | 4セット | 10-12回 |
リストカール | 4セット | 10-12回 |
リバースカール | 4セット | 10-12回 |
3日目のメニュー:背中の日
種目 | セット数 | 回数 |
バーベルプルオーバー | 3セット | 10-15回 |
ラットプルダウン | 3セット | 10-15回 |
ベントオーバーローイング | 3セット | 10-15回 |
シーテッドロー | 3セット | 10-15回 |
4日目のメニュー:脚の日
種目 | セット数 | 回数 |
スクワット | 3セット | 10-12回 |
ランジ | 4セット | 10-12回 |
ライイングレッグカール | 3セット | 10-12回 |
デッドリフト | 3セット | 10-12回 |
シーテッドカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
スタンディングカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
ドンキーカーフレイズ | 4セット | 10-15回 |
5日目のメニュー:腕の日
種目 | セット数 | 回数 |
リバースカール | 4セット | 8-12回 |
ハンマーカール | 4セット | 10-12回 |
リストカール | 4セット | 10-12回 |
プリチャーカール | 4セット | 10-12回 |
バイセップカール | 4セット | 10-12回 |
ダンベルキックバック | 4セット | 15-20回 |
オーバーヘッドダンベルトライセプスエンクテンション | 4セット | 15-20回 |
トライセプスプルダウン | 4セット | 15-20回 |
6,7日目はオフ
カイグリーンのおすすめ動画
カイグリーンの各種SNS
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まとめ
いかがだったでしょうか?
ここ最近はミスターオリンピアなどの大会には出場しておらず、個人的には残念でしたが、引退発言などはしていないので、彼がミスターオリンピアなどの大会に復帰するまで、気長に待っていたいと思います。
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