今回の記事ではトレーニング、栄養、サプリメント、筋肉を語らせたら右に出るものはいない、筋肉博士という異名を持つ山本義徳さんを紹介します。
トレーニング界隈では知らない人はいない、元ボディビルダーであり、数多くの大会で優勝経験があります。
現在では多くのアスリートの栄養面やトレーニングの指導をしたり、書籍の出版など、多岐に渡って活躍してる山本義徳さんの魅力に迫ります。
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このページの目次
山本義徳のプロフィール
名前:山本義徳(やまもと よしのり)
生年月日:1969年3月25日
身長:171cm
体重:95kg
胸囲:135cm
ウエスト:72cm
ベンチプレスマックス:260kg
山本義徳の生い立ち
幼少期から高校時代まで
山本義徳さんは1969年、静岡県に生まれました。
小さい頃はスポーツはまったくやっていなく、高校生になって、当時テレビで流行っていた「スクールウォーズ」を見たのがきっかけでラグビー部に入部。
それと同時にラグビーの補強運動としてウェイトトレーニングを始めました。
トレーニングを始めた当初から他の同級生より重たい重量が挙げることが出来ていて、高校を卒業する頃には体重70kgほどでベンチプレスを140kg挙げれたそうです。
早稲田大学進学からボディビル大会出場まで
静岡県立静岡高校を卒業後は1年浪人したのち、早稲田大学政治経済学部に入学。
大学に入学後は早稲田大学のバーベルクラブに所属し、本格的にウェイトトレーニングを開始し、1991年に出場した東京都パワーリフティング大会では優勝を果たしています。
優勝後はボディビルダーに転身し、1994年には日本で最もレベルの高い大会である、日本ボディビル選手権大会に出場し、8位入賞をしています。
出場停止から海外に拠点を移す。
1995年に山本さんはJBBFの大会でのドーピング抜き打ち検査で陽性反応が出てしまい、2年間の出場停止処分を受ける。
1995年以降は国内の大会には出ずに、海外の大会に出場し始めます。
そして、1995年の「IFBBミスターアジア(ライトヘビー級)」で3位入賞し、1998年の「NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ライトヘビー級)」では優勝を果たします。
2005年の「NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)優勝」を最後にボディビルを引退。
現在
山本さんは現在はアスリートなどの指導、トレーニングや筋肉などに関する書籍を出版、セミナー活動など多岐に渡って活動しています。
今現在もトレーニング自体は続けており、相変わらずデカイです。(笑)
山本義徳とダルビッシュ有との関係について
山本さんは大リーグで活躍するダルビッシュ有さんのトレーニング、栄養面を指導しており、また山本さんはダルビッシュ有さんだけではなく、数多くのアスリートのトレーニング、栄養面を指導しています。
ダルビッシュ有さんも山本さんをとても信頼しており、栄養面などでわからないことがあると、すぐに山本さんに確認するそうです。
山本義徳のステロイドについて
山本義徳さんはアボリックステロイドを使用していることを公言しています。
アナボリックステイロイドとは?
アナボリックステロイドは筋肉増強剤として使用されることが主で、ドーピング薬物として知られる。
短期間での劇的な筋肉増強を実現するとともに、常態で得ることのできる水準を遥かに超えた筋肉成長を促す作用から、運動選手らの間で長年にわたり使用されてきた。
日本では個人の所持、使用の規制はない。
引用:wikipedia
使い始めた時期は1995年にJBBFの大会でのドーピング抜き打ち検査で陽性反応が出てしまった後から使い始めたそうです。
ステロイド使用については昔から賛否両論あるテーマですが、人間の限界を超えた究極の肉体を求めようとする山本さんの姿はやはりかっこいいです。
1999年11月18日にTBSで放送された「ZONE」ではアナボリックステロイドを使用し、究極の体を目指そうと奮闘する山本さんの動画がYouTubeにありますので、よかったらご覧になってください。
山本義徳の名言
個人的にテレビ番組「ZONE」に出演した山本さんの名言だなと思う言葉をまとめます。
ボディビルというのは美しい肉体を作る。作り上げられた肉体は生き物の中では一番美しい。
例えば、うまくいったとしても運が良かっただけになるかもしれませんし、負けたとしても自分は頑張ったけど運が悪かったんだというような言い訳も出来るわけですし、そうなると自分の努力そのものの価値が減ってしまうんじゃないかと思いますね。
なぜギャンブルをやらないのか?という質問に対して
ある程度はためらいましたけど、それよりは自分の肉体がステップアップできることの方が嬉しかったですね。
ステロイドを使うことにためらいはあったのか?という質問に対して
栄養がまず第一。味は二の次。
食事内容について
山本義徳の本について
山本義徳さんは数多くの書籍を出版されており、中でも「山本義徳業績集」と呼ばれる海外の論文などを元に山本さんが各テーマごとに理論的に解説しており、アスリートやトレーニーに向けた実践的な教科書となっています。
kindleunlimited会員であれば、全て無料で読めるので会員の方はぜひ読んでみてください。
全11作あり、各テーマは以下の通りです。
- 業績集1 炭水化物のすべて
- 業績集2 たんぱく質とアミノ酸 前編
- 業績集3 たんぱく質とアミノ酸 後編
- 業績集4 脂肪酸とケトン体 ~糖質制限ダイエットの科学
- 業績集5 活性酸素とスカベンジャー
- 業績集6 ビタミンのすべて
- 業績集7 ミネラルのすべて
- 業績集8 筋肥大・筋力向上のプログラミング
- 業績集9 ウェイトトレーニングのテクニック
- 業績集10 部位別トレーニング法 -胸と背中、腹編-
- 業績集11 部位別トレーニング法 -肩と腕、脚編-
山本義徳の過去の大会結果
1位 | 1994年 東京都ボディビル選手権 |
---|---|
8位 | 1994年 日本ボディビル選手権大会 |
3位 | 1995年 IFBBミスターアジア(ライトヘビー級) |
1位 | 1998年 NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ライトヘビー級) |
4位 | 2000年 NPC アイアンマン・アイアンメイデン(ヘビー級) |
6位 | 2001年 NPC アイアンマン・チャンピオンシップス(ヘビー級) |
4位 | 2003年 NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級) |
1位 | 2005年 NPC トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級) |
山本義徳の各種SNSなど
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